宮前区版 掲載号:2018年3月30日号
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4月1日の宮崎台ふる里さくら祭りでアクロバットパフォーマンスを披露する 島田 裕代さん 宮崎在住 34歳

笑顔生み出す異色の「クラウン」

 ○…身体を叩いて音を奏で、連続側転などアクロバティックなボディパフォーマンスで観客を魅了するマッスルミュージカル。2010年のラスベガス公演では主演のクラウン(ピエロ)を務めた。そのスキルを広く伝えたいと来月、馬絹に体操クラブを開く。「ひっこみじあんだった子どもの頃、体操で舞台に立つときだけ変われた。子どもたちが自信をもつきっかけづくりをしたい」

 ○…広島県生まれ。日体大体操競技部時代から宮前区で暮らす。「自然が残っていて地元に似てる。居心地が良くて気づいたら10年以上経っていた」と笑う。はつらつとした笑顔が印象的だが、子どもの頃は体が小さくいじめられたことも。そんな時に出会ったのが体操だった。「舞台に立つと誰よりも大きく見える」という体操教室の先生の言葉が自信に繋がった。それからは体操漬けの日々。大学卒業後は同大体操競技部アシスタントコーチを務めながら同ミュージカルのオーディションに挑戦。4回の落選を経てメンバーに選ばれた。「悔しくて学生に朝まで練習に付き合ってもらったこともあった」。負けん気は人一倍だ。

 ○…7年間携わった同ミュージカルは、11年に公演打ち切り。翌年から「りっち。」というコンビ名で芸人としての活動をスタートさせた異色の経歴を持つ。「舞台ではピエロとして観客を笑わせていた。人を笑顔にするというところは同じ」と自然な流れで芸人の世界に飛び込んだ。有名番組にも出演したが、「やっぱり体操が好き」と16年に解散。以降は各地での舞台公演に出演している。

 ○…「宮前区は第2の故郷。恩返しがしたい」と、この地での活動を決めた。さくら祭りでは当時の仲間を集め、アクロバティックなパフォーマンスも披露する。「自信をもつと表情が変わる。キラキラした笑顔が見たい」。子どもたちが輝く場を作るため、新たなスタートを切った。

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