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宮前区 コラム文化

公開日:2020.09.04

タウン探偵団 ファイル15
まさか そんな坂あった!?

  • 看板に貼られた坂の名と由来。たしかに名義が書かれていない

 「何かわかればあなたもマニア!」と声高らかに紙面上で叫んでいる『宮前検定』。前回の8月21号「影取大蛇の伝説の地」を見た読者からのリークだ。彼の地の近くに住むという主婦から「伝説は知っていたが、そんな坂あったっけ?いつの間に名前が付いたの?」とお仕事依頼。今号では前回の回答を掲載しているのに、ご近所さんが知らないなんて…。これはまさに人生に3つあるといわれる大きな坂の1つ「まさか」である。エージェントTが調査した。



 まずは現地に足を運んだ。宮前検定の写真にもあった看板に伝説のいわれが書いてあり、看板の下部にラミネートされて「影取坂」と貼られていた。なお伝説をもう少し調べてみると、村の娘が大蛇の犠牲になった後、村人が池を埋めてしまった。するとある夜雷鳴がとどろき影取谷から青い光が尾を引くように飛んで行ったという。後々に向こうの山にがけ崩れがおき、白蛇の骨が出てきたそう。村娘の名は「おせん」らしいが、神隠しではないようだ。



 地名関係はたいがい解決できる道路公園センターに聞いたが情報は得られず。紹介を伝って宮前区地域振興課や観光協会に聞いたが、結局何もわからなかった。その中で「行政や団体がやった事ならば名義が入っているはず。もしかしたら地域の方では」なんて話もあった。



 なお3つの坂がわからない人は年配者に聞いてみると良い。おまけで3つの袋もついてくるかもしれない。

 

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