宮前区 スポーツ
公開日:2025.07.25
女子学童野球
区内から2人 県代表に
麻田さん、有村さん活躍誓う
女子学童野球の神奈川県選抜チーム「YAMAYURI」に、宮前区で活動する麻田志歩さん(神木マーキュリーズ・平小6年)と有村悠唯さん(向丘サンダース・犬蔵小6年)が選出された。現在、8月の全国大会へ向け練習に励む2人。「目標は優勝」と意気込んでいる。
麻田さんと有村さんは、それぞれ所属する地元チームに加え、少女野球チーム「宮前クイーンズ」でもプレー。4月に行われた代表選手を決めるセレクションでは、約60人の中から選ばれた18人の合格者の中に名を連ねた。
「0点に抑えたい」
麻田さんは、幼い頃に近所にある神社の祭りに出店していた神木マーキュリーズの女子選手と遊んだことが楽しく、「チームに入りたい」と小学校1年生から野球を始めた。当初は野球の知識が全くなく、「ルールを覚えるのが難しかった」というほど。
それでも、入会してからは、毎晩バットを振り、2年生からはシャドーピッチングも欠かすことなく努力を重ねてきた。今年1年間は特に選抜入りを目標にしてきたという。
162cmの長身を生かしたピッチングは、最速100キロを超える速球が武器。「マウンドに立つ機会があれば、0点に抑えたい」と勝利への貢献を誓った。
全力プレーで貢献
有村さんは、2歳上の兄が通っていた向丘サンダースの練習を見ているうちに興味が沸き、小学2年生からチームに参加。その頃から、選抜で活躍した女子選手に憧れを持ち、「いつか自分も代表になりたい」と目標にしていただけに、今回の代表選出に喜びもひとしおだ。
持ち味はミスを恐れない積極的なプレー。昨年5月の大会では、8点差をつけられた試合で、流れを引き寄せる3ランホームランを放ちチームを勝利に導いた。チャンスに強いバッティングにも期待がかかる。
代表の練習に参加してからは、レベルの高さを肌で感じているものの、「学ぶことが多い」と、新たな挑戦を楽しんでいるようす。「チームに貢献できるように、全力で戦いたい」と全国大会での活躍を誓った。
代表チームは、8月14日に岡山県の倉敷マスカットスタジアムで開幕する「NPBガールズトーナメント2025全日本女子学童軟式野球大会」で優勝を目指す。
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