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宮前区 ピックアップ(PR)

公開日:2025.08.01

内科・小児科
この夏は熱中症とCOVID19に注意

  • 中田雅弘院長

健常人の場合は、体温が上がると汗や皮膚温度が上昇することで熱が外へ逃げ、体温調整ができます。しかし、高齢者は暑さや水分不足に対する感覚機能やからだの調整機能が低下しており、また子どもは背が低いため、地面からの輻射熱の影響を受けやすく、体感温度が気温の1・5倍になると言われています。そのため、高齢者や子どもは熱中症になりやすく要注意です。

 対策としては、室内では扇風機やエアコン、遮光カーテン、すだれなどを利用し、室温をこまめに確認しましょう。屋外では打ち水をしたり、日傘や帽子の着用、日陰の利用、こまめな休憩、日中の外出をできるだけ控えましょう。からだの蓄熱を避けるために通気性のよい、吸湿性・速乾性のある衣服を着用し、保冷剤、氷、冷たいタオルなどで、からだを冷やす、のどの渇きを感じなくても、こまめに水分・塩分、スポーツドリンクなどを補給しましょう。

 普段おこらないめまい、立ちくらみ、筋肉のけいれん、大量の発汗は熱中症の初期症状かもしれません。この段階での対応が重要です。冷却と水分補給をすぐに行えば重症化を防げます。

 夏に入ってCOVID19の感染者が増えています。熱中症と合わせて、感染予防も引き続き行いましょう。帰宅後のうがい、手洗い、人混みでのマスクの着用を思い出しましょう。

みやびクリニック

川崎市宮前区南平台3-17 近藤ビル1F

TEL:044-978-1765

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