宮前区 政治
公開日:2025.08.22
36組の親子が議場見学
正副議長へ質問も
川崎市議会は8月6日、小学4年〜6年生を対象にした「夏休みこども議場見学会」を実施し、市内外の小学生と保護者36組が参加した。
議会のことをより広く知ってもらおうと実施し、今回で12回目となった同見学会。当日は、市議会局の職員が、一昨年に議場が第2庁舎から新庁舎に移転したこと、壁や天井の造りなどを説明。その後、2グループに分かれて、子どもたちが議員席から原典之議長、堀添健副議長に質問を投げ掛けた。「どうして議員になったのか」「どんな活動をしているのか」などの質問に議長、副議長が丁寧に答えていった。
また議会図書室や委員会室に設けられたチェックポイントでクイズに答えていくスタンプラリーも行われ、「議長はどうやって決まるのか」などのクイズに子どもたちは保護者と一緒に挑戦していった。
横浜市在住の北條あずささん(小4)は「議長への質問は緊張したけど、スタンプラリーが面白かった」と話し、中原区在住の濱田雄守さん(小5)は「議長に会ってみたかったので参加した。質問の答えで難しい話も多かったので、しっかり勉強したい」と感想を語った。
原議長は「『川崎市は高齢化が進んでいるのか』『等々力緑地の環境問題』など想定外の質問があり、将来が頼もしく感じた。今回は応募された方全員に参加してもらった。一人でも多くの人に議会をより身近に感じてもらえて有意義な時間になった」と語った。
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