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宮前区 社会

公開日:2025.09.12

北部市場水産仲卸組合
出張食育 水産庁から支援

  • 魚を触る子どもたち

 子どもたちに水産物への理解を深めてもらおうと、川崎北部市場水産仲卸協同組合(保坂朋宏理事長)が取り組む幼稚園での食育授業が、水産庁の「持続可能な水産物消費拡大推進事業」に採択された。

 全国的に食生活の「魚離れ」が課題となっている。同組合はこれに歯止めをかけようと、2024年度から川崎市幼稚園協会の協力を得て、「出張食育」をスタート。今年6月までに市内4つの幼稚園で実施している。アジやサバ、ドジョウなどに実際に触れたり、市場でせりの時に買いたい品物の値段を示す「手やり」を学んだり。また、魚が切り身になるまでの解体実演も行われ、体験型の授業が好評だ。

 9月8日には、川崎たまがわ幼稚園(高津区)で実施。今後実施する2園と合わせ、3園での取り組みが対象経費の補助を受けた。保坂理事長は「魚を身近に感じ、おいしさや体に良いことを知ってもらう取り組みを通じて、子どもたちの笑顔になってくれることがうれしい。時間が許す限り続けていきたい」と抱負を語った。

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