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宮前区 文化

公開日:2025.09.26

現代人形劇センター
寺で楽しむ乙女文楽
10月に市内で3公演

  • 人形を操る女性演技者

 伝統芸能の人形浄瑠璃から生まれた川崎市地域文化財「乙女文楽」の公演が市内の3つの寺で開催される。地域への愛着と交流を生み出すことを目的にしたプロジェクトとして企画され、主催は現代人形劇センター。

 10月13日(月・祝日)は高願寺(中原区)、25日(土)は泉福寺(馬絹)、26日(日)が等覚院(神木本町)で各午後2時開演(1時45分開場)。演目は「二人三番叟」で、ひとみ座乙女文楽が出演する。仕組みと遣い方などの人形解説をはじめ、基本姿勢や所作、伝統の音(ツケ打ち)のミニ体験ができ、小学生から大人まで楽しめる内容だ。

 乙女文楽は、市内で58年間伝承される伝統的な人形芝居。一体の人形を3人で操る文楽を女性一人でも扱えるように考案され、2018年に市の地域文化財に顕彰された。主催者は「地元のお寺を利用して、劇場とはひと味違った雰囲気の中、乙女文楽の特徴である、ひとり遣いならではの多様な表現をお楽しみいただけます」と話す。

 市内在住、在勤、在学者が対象。入場無料。各回定員40人(事前申込制で定員になり次第締め切り)。申し込み、問い合わせは現代人形劇センター【電話】044・777・2228(平日午前10時から午後6時)。

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