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宮前区 社会

公開日:2025.10.17

犬蔵のファミマで強盗訓練
宮前警察署が対応指導

  • 訓練でナイフを持った強盗に対応する店員

 宮前警察署は10月8日、犬蔵一丁目のファミリーマートで強盗を想定した訓練を実施した。約20人が参加し、強盗に遭遇した場合の対応や緊急時の110番通報の手順などを確認した。

 訓練は、刃物を持った強盗役の警察官が「金を出せ」と店員を脅迫する想定で行われた。店員はレジにある現金を渡し、強盗が逃走した直後に110番通報。電話で、犯人の身長や服装、逃走方向など、詳しい状況を説明した。カウンターで対応したネパール人のバガレディネスさん(29)は、「訓練と分かっていたが、とても緊張してしまった。それでも準備はしていたので、やれることはできたと思う」と感想を語った。

 また、参加者は、犯人に向けて防犯カラーボールを投げつける体験も行い、いざという時の対応を学んだ。

 同署生活安全課の井上昌樹課長は「一番大切なのはケガをしないこと。普段からの心がけ、意識づけが大切。冷静に対処できるようにしてほしい」と呼びかけた。

 同訓練は、神奈川県コンビニエンスストア防犯対策協議会が神奈川県警察本部に依頼し実施しているもの。11月にも川崎区や横浜市のコンビニで行われる予定。

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