宿河原の川崎市緑化センターで今月初旬、温室のバニラが開花した。2019年2月の開花以来、約2年半ぶり。7月3日には、つるの先端にある一つの花が開き始めの状態で、すぐそばに別のつぼみも見られた。
熱帯地域で栽培されるラン科の植物で、茎をつる状に伸ばすバニラ。花は一輪ずつ徐々に咲き、一日花だという。果実を発酵させるとバニラ・エッセンスになる。
緑化センターのバニラは15年11月に市農業技術支援センター(菅仙谷)から移植。約3年で初めての開花を迎えた。一般的にバニラは白や黄緑色の花をつけるというが、同園の花は一部が赤くなっている。同園は「バニラは香料として有名だが、可愛らしい花を咲かせる立派な園芸植物」と説明している。
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