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多摩病院 ワクチンの今後、討論 市立看護大学長ら シンポ

社会

掲載号:2022年6月17日号

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長島病院長(右)ら登壇者
長島病院長(右)ら登壇者

 新型コロナの陽性患者を受け入れる重点医療機関として3年目を迎えた川崎市立多摩病院(長島梧郎病院長)は6月8日、多摩市民館でシンポジウムを開催。「検証〜新型コロナワクチン接種の問題点と今後を見据えて」と題し、医師や看護師ら6人がそれぞれの立場から意見を交わした。

 地域医療支援病院の同院が連携する医師らを招き、「登録紹介医の会」として開催。大ホールで感染対策を講じ、登録医や同院関係者ら61人が参加した。

 シンポジウムに先立ち、川崎市立看護大学の坂元昇学長が講演。市健康福祉局医務監を務め、予防接種に関する国の委員会にも参加してきた坂元学長は、ワクチン承認に至るまでの経緯や接種の現状について説明した。市内のワクチン接種は累計約330万回に上ることに触れ、「温度管理が追跡できるシステムで、安全で確実にワクチンを送り届けている」とも述べた。

接種の課題 共有

 長島病院長の司会で進行したシンポジウムは、坂元学長と川崎市医師会の岡野敏明会長のほか、多摩病院のICT委員長・本橋伊織さんと感染対策担当の看護師・アニン祥子さん、薬剤師・藤重瑤子さんが登壇。ワクチンを軸に国内外の開発や安全性、接種体制など参加者の疑問にも答えながら幅広く議論した。

 ワクチン供給について、岡野会長は「(初期は)制限がある状況がしばらく続いたが、川崎は個別接種が進んでアクセスしやすい環境となり、配給については非常にスムーズにできていたのでは」と回顧。アニンさんは「課題はあるが今は潤沢に回っているので、これを維持して体制がうまくいけば」、藤重さんは「今後いろんな種類(のワクチン)が入ってきた時に、また現場が混乱することも予想される」と先を見据えた。感染症法上の扱いを2類相当から5類に変更する利点・欠点について、患者の医療費負担の問題など各立場からの議論もあった。

 今回は、多摩病院でワクチン接種の実技研修を行った多摩区歯科医師会の鈴木忠人会長や、多摩区医師会の岸忠宏会長も出席。講評した岸会長は「治療薬が出てくればある程度先が見えてくるが、まだ時間がかかる。これからもコロナとの闘いが続く」と総括した。

市民後見人になりませんか

8月2日午後2時~川崎市産業振興会館 8月6日午後2時~川崎市総合自治会館

http://www.csw-kawasaki.or.jp/contents/hp0110/index00790000.html

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