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多摩区・麻生区 政治

公開日:2023.05.19

「教育は未来を創る」

 中高は体操部。大学では、仲間と体操の同好会を立ち上げるほど、のめり込んだ。「練習をすればするほど上達できる面白さが体操の大きなやりがい」と笑顔を見せる。

 高校時代、政治経済に熱心な教師に出会い、多摩川の汚染など社会問題に興味を持った。そんな教師の背中を見て教育の道へ。また、体操の面白さを子どもに伝えていきたいという思いもあった。

 中学校の社会科教諭として長年教壇に立ってきた。モットーはクラス一丸となること。体育祭や文化祭など、思い出の数々が頭に浮かぶ。体操部顧問として、市や県の大会で優勝する団体も育てあげた。個々の能力に応じて、適切な指導をしてきた。「褒めて伸ばす。そんな先生でしたね」と回顧する。

 一方、家庭環境の問題などを背景に取り残される子どもたちの存在にも気が付いた。一人の教諭が約40人を受け持ち指導していく困難さも感じた。悩み、辞めていく同僚も見てきた。

 議員として、教職員の負担を軽減して、一人一人に向き合える時間を確保する制度設計の必要性を訴える。「子どもたちの意見にも耳を傾け、市政に反映できる仕組みを作っていきたい」と意気込みを見せる。座右の銘を聞けば「教育は未来を創る」。「ひたむきに議員活動に取り組んでいきたい」と前を向く。

 息抜きは、高校3年生の娘とのドライブ。"インスタ映え"するスポット巡りをしているそう。健康のため、近所で行われている公園体操にも週一回参加中。メリハリを付け、まい進していく。

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