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多摩区・麻生区 政治

公開日:2023.05.19

地域の声を市政に届ける

 「おかしいと思ったことはとことん気になる性格だった」。衆議院議員の多摩区担当秘書として区民のさまざまな意見を聞くうち、「地域の声が行政に届いていない」と感じるようになり、2015年に旧維新の党から川崎市議選に出馬するも次点で落選。今回、2期ぶりに立憲民主党からの挑戦で当選した。

 東京都出身。小学校では毎年学級委員を、中学ではバスケ部副部長、高校ではバンドのヴォーカルや応援団長を務めるなどバイタリティー溢れる青春時代。だがその後の経歴は風変わり。明治大学法学部から同大法科大学院に進み弁護士を志すも司法試験の壁に阻まれると、八百屋勤務で生計を立て、飲食店経営を学びに海外にも渡った。帰国後、いざ出店をと準備を始めた矢先、知人に議員を紹介され、政治の世界に足を踏み入れた。

 秘書時代に地域を奔走した経験から、区内の地区名や町会名はそらで言える。消防団や神輿などの地域活動にも励む。4歳の息子と二ヶ領用水などを散歩するのが心和むひと時。「多摩区は地域に対して思いのある人がたくさんいる」。そんな自身も、区内のお気に入りスポットを紹介する動画を自費で製作するなど強い地域愛を隠さない。

 「命と暮らしを守る市政を」を一丁目一番地に掲げてきた。地域防犯の拡充には今後も力を注ぐ考えだ。また、市内分権による多摩区独自の政策課題解決を志向し、川崎北部の住環境充実を訴える。「できることに一つ一つ取り組んでいきたい」と地に足を付けた政治を目指す。

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