多摩区・麻生区 政治
公開日:2023.06.02
安全・安心な暮らしへ
和歌山県御坊市出身。父は記者、祖父は町会議員と、幼少の頃から政治を見聞きする環境にあった。地元の高校を卒業し上京。大学在学中、同郷の縁で地元選出の議員に目をかけられる。就職して1年後、つてで紹介を受け、衆院議員の秘書に。川崎市を担当し12年間東奔西走した日々は「一つ一つが勉強だった」と振り返る。
35歳で県議選に出馬し次点。2度目の挑戦で当選し、以来24年にわたり県政の発展に尽くしてきた。
剣道に励んだ少年期は各地の強豪と剣を交えた。「小学6年最後の全国大会団体戦は準決勝で負けたんだよ」と悔しがる姿は昨日のことのよう。「趣味は阪神タイガース」と公言する生粋の虎党で1985年の日本シリーズは球場へ2度足を運び、吉田義男監督の胴上げも目の前で見た。
秘書時代に転入し30余年、「緑があり水がある。自然が一番。散歩するのにも良いし、交通の便も良い」と多摩区愛を語る。4人の孫の話になると相好を崩し、2匹のフレンチブルドッグとのふれあいも癒しの時間。
一貫して住民の安全安心な暮らしの実現を掲げてきた。自然災害や治安対策は不可欠。子育て施策と並び高齢者が生きがいを持って健康に暮らせる社会の構築も急務とする。障害者施策、商店街活性、観光振興と課題は山積み。目下の問題とする働き方改革には「行政や業界団体と話をしながら取り組みを進めたい」と意欲を見せる。「全ての物事に対し筋を通すこと。しっかりと筋道を立てれば間違うことはない」と信条はぶれない。
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