戻る

多摩区・麻生区 スポーツ

公開日:2025.10.24

川崎新田ジム
2人の選手に注目

 川崎新田ボクシングジム(多摩区登戸)に所属する藪内淳さん(54)=同区中野島在住=が、11月1日から岐阜県で開かれる第5回全日本マスボクシング選手権大会に出場する。

 マスボクシングは相手と向き合い、寸止めで拳を打ち合う競技。パンチを当てると減点、防御動作をとれなかったり反応が遅いと攻撃側に加点される。技術や戦術、積極性などにより審判が勝敗を決める。藪内さんは「安全にボクシングを楽しめ健康にも良い生涯スポーツ。大会にも挑めて何歳になっても輝ける」と競技の魅力を語る。

 年齢や身長、性別で40階級に分けられ藪内さんが臨むのはU―60(50〜59歳)男子の部170cm超クラス。7月の県大会で1位になり、3年ぶり2回目の出場を決めた。

 藪内さんは2003年、同ジム開設とともに入会。前回出場時は8強に終わり「今回は全試合勝ちたい」と意気込む。

 小学校教諭の顔を持つ林邦行さん(33)=同区枡形在住=は11月5日、後楽園ホールでデビュー2戦目のリングに立つ。

 現在、宿河原小で6年の担任を務める「先生ボクサー」。大師小に在勤していた昨春、児童や保護者、同僚らから激励を受けデビュー戦に挑むも2回KO負け。「もっとできた」という未練が残る一方、仕事との両立にも負担を感じ練習量を減らした。だが同門の若手選手のファイトや周囲の応援に背中を押され、再びリングに上がることを決意。「後悔しないよう最後まで諦めずに戦いたい」と意気込みを語る。

ピックアップ

すべて見る

意見広告・議会報告

すべて見る

多摩区・麻生区 ローカルニュースの新着記事

多摩区・麻生区 ローカルニュースの記事を検索

コラム

コラム一覧

求人特集

  • LINE
  • X
  • Facebook
  • youtube
  • RSS