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多摩区・麻生区 文化

公開日:2025.10.31

禅寺丸柿保存会
「より一層の熱意を」
設立30周年 式典で誓い

 柿生禅寺丸柿保存会(長瀬敏之会長)は、設立30周年を記念した式典を10月21日に麻生区の王禅寺で開催した。

 「日本最古の甘柿」といわれ柿生の地名の由来になったとされる禅寺丸柿。その歴史的価値を守り、後世に引き継ごうと1995年に同会は発足した。式典は2012年に記念日として制定された「禅寺丸柿の日」に合わせ、境内に国の指定登録記念物の柿の原木がある同寺で行われた。

 本堂には関係者らが多く集まり、禅寺丸柿キャラクターの「かきまるくん」も登場。長瀬会長は禅寺丸柿ワインの製造販売や生産終了、指定記念物の登録など30年の歴史を振り返り、改めて感謝を述べた。さらに今後の決意として継承、伝承、維持、周知などを掲げ「今後もより一層の熱意を持って保存活動を推進していく」と思いを新たにした。式典後は原木を前に、参加者による記念撮影も行われた=写真。

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