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多摩区・麻生区 教育

公開日:2025.12.19

大豆の収穫を体験
岡上小児童 納豆づくりで

  • 一粒ずつ豆を取り出す児童

 川崎市立岡上小学校(麻生区)の児童が12月1日、大豆の収穫を体験した。

 地元に工場を構え納豆の製造、販売を手がける(株)カジノヤの協力で毎年行っているもの。3年生の児童が総合学習の一環として、大豆の種植えや観察、収穫など1年を通して納豆づくりについて学んでいる。今回は、事前に枝豆として収穫され、乾燥して大豆になった豆をさやから出す作業が行われた。

 当日は40人の児童が参加。グループに分かれて一人一人さやを手に、一粒ずつ豆を丁寧に取り出していた。参加した児童は「枯れているものもあって、1パック分を作るのにもこんなに大変なんだとわかった。味わって食べたいと思った」と振り返った。同社の小沢信宏さんは「今年は出来がよく、十分な量が収穫できた。この体験を通じて納豆がどうやってできるか知ってもらい、大人になっても覚えていてもらえたらうれしい」と思いを語った。

 今後、収穫された大豆は同社で仕分けされ、児童が制作したオリジナルのパッケージに詰めて1人ずつに配布されるという。児童は工場見学も行い、2月頃に学習の成果を発表する予定だ。

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