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多摩区・麻生区 文化

公開日:2026.01.23

岡上谷戸地区
「セエノカミ」紙芝居で伝承
どんど焼き当日に初披露

  • 紙芝居を読む古性代表

 麻生区の岡上地域では昔からどんど焼きのことを「セエノカミ」と呼び、伝統行事として受け継いできた。貴重な文化の片鱗を少しでもわかりやすい形で子どもたちに伝えたいと、有志団体がこのほど紙芝居を制作した。

 麻生市民館岡上分館(麻生区)の紙芝居講座から生まれた団体「岡上懐古塾」が、手づくりの紙芝居『ミカリばさまとセエノカミ』を、1月14日に麻生区岡上谷戸地区の畑で行われたどんど焼きで初披露した。

 地域文化財が多く残る同エリア。岡上町内会や同分館、同講座に関わる専門家の意見を参考に、同団体のメンバーが、民話の要素を取り入れつつ、あらすじや絵を試行錯誤しながら、創作紙芝居として制作した。着色の一部を、岡上小学校の高学年が担った。

 14日は、初めての試みとして、実際にお焚き上げが見える場所で、どんど焼きにまつわる紙芝居を地域住民に向けて読んだ。同級生とどんど焼きに参加し、紙芝居を見た女児(小4)は「岡上の歴史を学ぶなかで、なぜ『ミカリばさま』と呼ぶのかわからなかったけれど、紙芝居を見てよくわかった」と微笑んだ。紙芝居を上演した同団体の古性(ふるしょう)順子代表は「実際の火を見ているかどうかで伝わりかたが違ってくると思う。お焚き上げ中に披露したことで、よりみなさんに響いたのでは」と話した。

 岡上の上・下地区、谷戸地区、川井田地区で1月14日に行われるどんど焼きは市地域文化財に認定されている。この日、谷戸地区では参加者が8mのやぐらを囲み、火にあたったり焼いた団子を食べたりして無病息災、五穀豊穣を祈願した。

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