中原区 社会
公開日:2025.08.22
更生保護女性会
造花の花かごで癒しを
中原警察署へ寄贈
地域社会の犯罪・非行の未然防止のための啓発活動などを行う「中原区更生保護女性会」(原双葉会長)は8月7日、中原警察署を訪れ、ペーパーフラワーの花かごを寄贈した。
女性保護司や、保護司の妻らで構成される同会。自立会への訪問や、薬物依存からの回復を支援する施設「ダルク」での料理教室、区民祭での物品の販売といった社会貢献活動を行っている。
今回の花かごの寄贈もその活動の一環。2008年に同署が移転して以来、「署内を彩り、署員や来署者に癒しを」と毎年フラワーペーパーを寄贈している。
今回寄贈したのは、赤色のバラ、紫やピンクのバラを中心とした花かご2つ。色紙を裁断し、針金などを通すなど、パーツごとに会員の担当を分けて一つひとつのバラを作成。1カ月かけて花かごに仕上げた。
寄贈を受けた菅健司署長は「個人的に花が好きなのでうれしい。長持ちもするし、受付に置くと署が華やかになるのでありがたい」と感謝の意を述べた。
原会長は「公助の精神の中に『人の心を和ませ、優しさを思い出す』がある。その一環がこの活動。今年も署長をはじめ、署員の皆さんに喜んでもらえてうれしい。少しでも署員や署を訪れた人たちにに和んでもらえたら」と話した。
なお、花かごは同署の受付、署長室に置く予定だという。
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