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「採血でがんリスク発見を」 総合川崎臨港病院 渡辺嘉久院長に聞く
アミノ酸のもつ特性を生かし、がんであるリスクを採血で評価する検査がある。味の素が開発した「がんリスクスクリーニング(AICS)」。総合川崎臨港病院(川崎区中島)は、川崎南部エリアで初めてAICSを導入し、先月から検診を行っている。渡辺嘉久院長にその狙いについて聞いた。
―導入の背景は?
院長 がんを発見する方法の一つに人間ドックがありますが、中には肺がんなど、発見できない場合もあります。おかしいと感じて検査し、見つかった時にはすでに手遅れというケースも少なくありません。その点、AICSは、採血だけという手軽さに加え、一度の採血で複数のがんを検査できます。また、数値で判定するので客観的でもあります。
―何種類のがんのリスクを評価できますか?
院長 男性は4種類(胃がん、肺がん、大腸がん、前立腺がん)、女性は5種類(胃がん、肺がん、大腸がん、乳がん、子宮・卵巣がん)の評価が可能です。
―検査の想定年齢は?
院長 概ね30代から60代ですが、乳がんは25歳、卵巣がんは20歳(妊娠中は不可)など、がんの種類によって異なります。HP(http://www.rinko.or.jp/)をご参照下さい。
―検診の手続きは?
院長 まずは予約が必要で予防医療科(【電話】044・388・9600)までお申し込み下さい。金額は1万8900円です。
―最後に
院長 AICSは医療現場で始まったばかりですが、さらに多くの医療機関で導入されることを期待しております。このような活動によって「川崎市民のがん検診受診率の向上にもつなげていきたい」と、病院協会会長の立場としても考えております。
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4月26日
4月19日