川崎ルフロン前に9月14日に設置された「ストリートピアノ」が初日から道行く人の耳を楽しませた。
ピアノを弾いていたのは幸区在住で昭和音楽大学1年の田久保萌夏(もか)さん(18)だ。
この場所にピアノがあることは知らず、通りかかりに見つけ、弾きたくなったという。
「千本桜」「銀河鉄道999」などを自己流にアレンジを加え、力強い音を響かせていた。
演奏が終わると聞いていた小さな女の子が「上手だったから」とチョコレートを渡した。
実は田久保さん、高校2年生の時に「ショパン国際ピアノコンクールinアジア アジア大会」で金賞を受賞したこともある実力者。
今まで都庁や関内でもストリートピアノを弾いたことがあるという。「楽しかった。気軽に演奏を聴いてもらえるのがいい。ピアノも弾きやすかったです」と笑顔で語った。
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