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川崎区・幸区 社会

公開日:2025.11.14

グリーンフーズあつみ
海藻キムチでSDGs
特許技術を活用

  • 実物のクロメを持つ渥美社長(中央左)と関係者ら

  • 販売を行うスタッフら

 キムチ専門店「おつけもの慶」を運営するグリーンフーズあつみは10月31日、新商品「クロメキムチ」を川崎信用金庫本店で発表した。

 同商品は鳥取県などに生育する海藻・クロメを用いたもので、現地ではあまり食べられていない低利用海洋資源。これを活用して廃棄を減らせば、海の環境保全などのSDGsに貢献できることから、同金庫がイベントで同店に紹介。ともにSDGsへの関心が高いこともあり、商品化が実現した。

 クロメをキムチにする際には、鳥取大学とロート製薬が保有する特許技術を活用。70℃で3時間クロメを煮詰める抽出法に基づき、食べた油が体に吸収されにくくなる成分を最も多く引き出しており、体にも良い商品となっている。

 同店の渥美和幸社長は「元々使われることの少ない野菜などで商品を作ってきたので、紹介を受けた時に『うちでやるしかないな』と思った。このキムチを通して、地域や社会を思う気持ちが世に広まってくれれば」と思いを込めた。

 11月6日〜11日まで開催された同店主催の「かわさき・かながわSDGsローカルイベント」で販売が行われた。

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