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川崎区・幸区 社会

公開日:2025.11.28

幸消防署
住宅火災予防を啓発
いこいの家利用者128人に

  • 話に聞き入る参加者

 幸消防署は11月10日から13日まで、区内6カ所の老人いこいの家(南河原、御幸、古市場、下平間、小倉、日吉)で防災講話を行った。

 「秋の火災予防運動」(11月9日から11月15日まで)の一環。「住宅火災から高齢者を守る」をテーマに、署員が、寝たばこは絶対にしない・させない、コンセントはほこりを清掃し、不必要なプラグは抜くといった「いのちを守る10のポイント」を説明。冬季のヒートショックの注意点や消火器取り扱いの説明と処分方法、住宅用火災警報器の点検、交換の推奨リチウムイオン電池の廃棄方法を紹介した。

 同署によると、60歳代から80歳代までの利用者128人が聴講。「署員から直接、火災予防についての話を聞く機会がないことが良かった」との感想があった。

 2024年版消防白書によると、火災による死者のうち高齢者の割合が7割を占める。川崎市内では、今年に入り火災による死者が昨年より3人増で11月10日時点で12人。このうち65歳以上の高齢者の割合は8割超の10人に上る。

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