神奈川県土地家屋調査士会川崎支部の支部長に就任した 渡部 清一さん (有)ワタベ測量代表取締役 58歳
好きな仕事に恩返し
○…4年前から仕事で関わりのある弁護士や司法書士などと交流し、合同で市民向けの相談会も開く。「様々な場所で土地家屋調査という仕事をPRできれば」。支部では会員同士の親睦を深めるため、家族や従業員を招いてボウリング大会などを行い、釣りやゴルフなど同好会の活動も盛んだ。「祖父と孫ぐらい年の離れた会員がいる。お互いの経験や技術の情報交換など、交流の場を積極的に作りたいですね」
○…学生時代に測量の資格を取ろうと専門学校に通い1年で取得。「幼馴染みに誘われたのがきっかけだったけど、今まで続けられたのも縁があったのでしょう。現場で汗を流す仕事も性分に合う」と笑う。5年間修行を積んだ後に独立し、(有)ワタベ測量を立ち上げ30年が経過した。最近では健康に気を遣い、仕事場と自宅までの道のりを歩く。「二ヶ領用水に沿って歩くので気分転換になる。春の桜など季節を感じられる好きな場所です」
○…「モットーは『一生懸命、働くこと』。情熱を持って取り組めばうまくいく」と力を込める。隣人との土地の境界確認なども行うため気を使う場面も多いが、強い責任感と持ち前の明るさからか「おかげさまでトラブルも無く、仕事が続けられている」。地元奉仕団体に所属し、異業種交流やボランティアもこなす。「人とのつながりは自然にできるものではない。これからも様々な人に出会えると思うととても楽しみです」と優しく微笑んだ。
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