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幸区版 公開:2015年7月17日 エリアトップへ

6月25日付で川崎市看護協会の会長に就任した 広瀬 壽美子(すみこ)さん 多摩区在住 60歳

公開:2015年7月17日

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看護の現場で前を向く

 ○…看護職の地位向上、人材確保・定着、質の向上など、地域の健康と安心できる生活の支援をする同会の会長に就任。3900人余りの団体のトップとして、「団塊の世代が75歳以上となる2025年に向けて、住み慣れた地域で最期まで自分らしく暮らしてもらえるよう、看護職の役割をより一層果たしていきたい」と意気込みを話す。


 ○…全国で進められている地域包括ケアシステム。地域で暮らしながら医療・介護・予防・生活支援を受けられる環境づくりをめざす。しかし、現状では看護師の数は不足しており、それに対応できる人材の確保が同会にも期待されている。「イベントなどさまざまな場面で人材確保の呼びかけをしていきたい。さらに定着してもらうために、働きやすい職場づくりの支援もしていきたい」と話す。それ以外にも、潜在看護師の養成や研修を通して質の向上を図るなど、会として取り組むべきことは多い。

 ○…江戸川区の出身。学生時代はバレー部に所属し汗を流した。息抜きに多摩川の河川敷を散歩するなど、今でも体を動かすのは好きだ。定年まで35年間、川崎市に勤務し健康福祉局では、地域包括ケアや介護保険等、高齢者の保健福祉施策に奔走した。「現場から遠ざかったけど、任されたからにはやり遂げたい」と強い気持ちで取組み、その頃の仕事が自分をたくましくしたと振り返る。

 ○…「手に職を持つ」という想いから看護師をめざし、初めて勤めたのは都内の病院だった。看護師として、時には患者が亡くなる姿を目の当たりにしたが、その3年間は今でも糧となっている。そんな環境を体験し、自分に言い聞かせているのは『前を向く』ということ。「看護職は人の弱さも見て仕事をする。挫けることは沢山ある。だからこそ前を向くことが大切」。熱い思いを胸に、誰もが安心して暮らせる川崎市の実現を看護の側面からめざしていく。

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