幸区版 掲載号:2015年9月25日号 エリアトップへ

9月4日付で幸警察署の署長に就任した 伊藤 守さん 幸区在住 58歳

掲載号:2015年9月25日号

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地域と連携し治安維持を

 ○…新署長就任の訓示では「治安のプロとしての自覚、責任を感じて仕事をしてほしい。第一は基本に始まり基本で終わること」と約200人の署員に対し、治安維持のプロとして職務にあたるよう訴えた。就任したばかりだが「私を含め、署員が代わっても幸署が信頼され続けるように、奇をてらうことなく地道に活動していきたい」と語る。

 ○…警察官になる前は民間企業に数年勤務。しかし、社会の悪いところを目にするたびに「警察官になりたい」と思うようになり、警察の道を目指した。小学校の卒業アルバムには「刑事になりたい」と書いたという。もっとも、同窓会で同級生に教えられ「すっかり忘れていたけどね」と苦笑する。各赴任先では主に地域安全の分野で汗を流し、本部では初めてサイバー対策の部門ができると、立ちあげから携わった。「ネット犯罪対策は難しかったけど、とても勉強になった」。これまでの経験を生かして安全な地域を目指す。

 ○…1957年、千葉県生まれ。子どものころは引っ越しが多く、小学3年から5年までは日吉小学校で過ごした。まだ自然が多かった鹿島田や夢見ヶ崎公園が遊び場で、友達と外で遊ぶ活発な少年だった。結婚後、ひとり娘を育て「来年には孫が生まれる予定」と微笑む。趣味は読書やゴルフ。署長として幸区に戻ってきてからは「多摩川沿いのジョギングはしたい」と話し、「もっと幸区の自然や地域、住民を好きになりたい」と笑う。

 ○…就任早々、過去に発生した未解決殺人事件の情報提供を求める啓発活動を率先して行い、事件を風化させず、犯人を許さないといった毅然とした姿勢を自ら見せた。「地域の安全は長い期間で着実に行っていくことが必要」と強調する。「幸区民は人情味がある」と常に口にし、「究極の目標は犯罪、事故発生ゼロ。今後、区役所や各機関、そして住民と連携しながら安全な街にしていきたい」