幸区版 掲載号:2015年9月25日号 エリアトップへ

公益社団法人 川崎市歯科医師会の会長に就任した 山内 典明さん 川崎区在住 61歳

掲載号:2015年9月25日号

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健康長寿社会めざす、歌う会長

 ○…6月27日付けで川崎市歯科医師会の会長に就任した。会は2013年に公益社団法人に移行。川崎市内7区に500人以上の会員を有する。「市民のために各年齢層の歯科健診を充実させるなど歯科保健衛生をより良いものにしていきたい。そのことにより健康長寿社会をつくりたい」と新会長としての抱負を述べる。

 ○…川崎生まれ、川崎育ち。歯科医だった父の背中を見て育ち、自然と歯科医への道を歩んだ。現在も川崎区元木に歯科医院を構える。「自宅と診療所が一緒。子どもの頃から、急な患者さんが夜中に来て父が対応していたのを見ていたよ」と昔を懐かしむ。街を歩けばご近所さんから歯の相談を受けることもしばしば。夫人も歯科医、二人三脚で地域に根差した医療を実践している。息子、娘も歯科医の道へ。息子は現在、他の歯科医院で修業中なのだとか。自身は2代目。3代目の話になると、優しい笑顔がさらに柔らかくなった。

 ○…歯科医療以外に力を注いているのが音楽。オペラやカンツォーネといった楽曲を歌うのが趣味だ。毎月ボイストレーニングに通うほどで、市民音楽団体に所属し、年に1度は関内ホール(小ホール)の舞台に立つ。学生時代はバンドを組みボーカルとピアノを担当。ビートルズなどロック、ポップスを演奏した。小学生からピアノを習い、少年合唱団に所属していたという。「小学生当時は嫌々だった。けど、会長職に就いた今は、歌いたくても歌う時間がなかなかなくて」と歯痒そうだ。

 ○…好きな言葉がある。「健診は人々に健康教育の良い機会を与える」。少子高齢化が進み、医療、介護の費用負担を軽減させるためには平均寿命と健康寿命の差を埋めなければならないとの使命感に燃える。「全身の健康維持のためには歯の健康が大事。自分の健康維持のためにも定期的に歯科を受診してほしい」と呼びかける。