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幸区 人物風土記

公開日:2015.10.09

川崎ビーチスポーツクラブに所属し、ビーチバレーの選手として注目を集める
坂口 佳穂(かほ)さん
川崎市在住 19歳

ビーチバレーの魅力広めたい

 ○…ビーチバレーを始めて2年目ながら、川崎若手の選手として、テレビや雑誌といったメディアに取り上げられるなど注目を浴びている。「実力はまだ無いのに申し訳ない」と話すが、「ビーチバレーの人気が広まってくれれば」と19歳の若さで競技の発展を担う大人の姿勢を見せる。もちろん選手としての自覚も忘れない。多忙な中でも、週5日はコートのある川崎マリエンで練習し、オフも体力づくりに励む。「強い選手になって、たくさん勝ちたい」と抱負を語る。

 ○…バレーボールの経験は小中学校生の時。一昨年の秋にマリエンで開かれた川崎市長杯を父と見に行った際、すぐにビーチバレーの虜になったという。「屋外という開放感や音楽が流れる楽しい雰囲気、何より選手が楽しそうにプレイしているのが印象的だった」と興奮気味に話す。昨年4月、ビーチバレー選手の育成などを目的に設立された川崎ビーチスポーツクラブのアカデミー生になった。「とにかく負けず嫌い」で、この夏もハードな練習をしてきたことは、日焼けした笑顔が証明している。

 ○…宮崎県の出身。中学卒業後に東京へ。今は川崎に住む、大学2年生。「授業も多くて大変なんです」と苦笑する。リフレッシュは映画や海外ドラマを見ること。スイーツにも目がないという。元気の源は「家族と会うこと。話すだけ話して、嫌なことはすぐ忘れる」とはにかみ、家族の存在が大きな支えになっているようだ。

 ○…リオや東京五輪の出場も期待されるが「とんでもない」と話し、まずは実力をつけていくことが必要と堅実派な発言。「今の目標はおばあちゃんのいる宮崎県の大会で優勝すること」と、お世話になった祖母の目の前での優勝を目指す。今日9日からは地元マリエンでの川崎市長杯に出場する。「未熟だけど精一杯頑張って1勝でも上げたい」。これからも勝利にこだわり続けていく。

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