見るのだ!聴くのだ!実行するのだ!! 市政リポート 住まいや教育環境を安全に 川崎市議会議員 野田まさゆき 自民党
第5回定例会では、感震ブレーカーの設置促進や小中学校の消防・建築に対する点検是正について等、市や幸区が取り組む危機管理について本会議において一般質問を行いました。
感震ブレーカーの設置促進
大規模地震発生時の火災要因の半数以上を占めると言われる電気関係の火災を防ぐのに有効な感震ブレーカーの設置促進について質問しました。横浜市では支援制度がスタートするなど、自治体によっては支援制度が始まっています。
市は、普及に向け具体的な方策の検討を進めると回答。市長も延焼の危険性の高い木造密集市街地を念頭に施策間の連携を図るとの回答を示しました。人口増加の著しい本市だからこそ、市民に安全・安心を届けるべく、検討に留まらず具体化するよう要望致しました。
小中学校の法令点検(消防・建築)
小中学校は建築基準法や消防法に基づく点検が義務づけられています。昨年秋、国が補助金等を与える自治体の会計を検査する「会計検査院」から点検結果の是正状況の指摘を受け、その指摘内容について問い質しました。
平成24年点検是正が3年以上経過した現在も、検査対象の市内小中学校164校のうち消防法で65件、建築基準法で265件改善されていない現状が表面化致しました。子どもたちが安心して学べる環境づくりが疎かになっている中、一日も早い是正改善と今後の再発防止を強く求めました。
隣接地域との包括連携協定
幸区と川崎区、横浜市鶴見区は包括連携協定を締結しました。防災を中心とした協定ということで、市域を越えた安全・安心なまちづくりの第一歩となり、実りある取り組みにしなければなりません。
私はこの連携を災害だけでなく、不審者情報などを教育現場や住民へ共有する等の防犯対策にも生かすべきと提案。区民へ防犯情報を提供する仕組みをしっかりと構築する事を要望致しました。幸区長は保護者などへの注意喚起が行えるよう、関係機関と調整・連携を図っていくと回答致しました。
今後も、市民が安心して暮らせるよう安全対策やシステムの構築、制度の推進等に取り組んでまいります。
|
|
|
|
|
|