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幸区版 公開:2016年3月18日 エリアトップへ

市政報告 水素社会の実現に向けた川崎水素戦略の広報と施設整備について 民主みらい川崎市議会議員団 山田ますお

公開:2016年3月18日

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 第5回定例会における、一般質問より「水素社会の実現」の質疑について報告します。

 質問―本市におけるこれまでの水素戦略の取り組み経過及び、本市や千代田化工、東芝を初めとした市内各企業による取り組み状況について伺う。あわせて、燃料電池車―FCVの開発・販売状況について伺う。

 答弁―本年3月に水素社会の実現に向けた川崎水素戦略を策定し、多様な主体と連携したリーディングプロジェクトの創出、推進により、水素エネルギーの積極的な導入と利活用による未来型環境・産業都市の実現を目指し、取り組みを進めている。

 リーディングプロジェクトの一つである、海外で安価に製造した水素をトルエンと反応させ、常温常圧の状態で日本に運び、発電や産業に利用する水素ネットワークの構築は、水素社会構築技術開発事業にて、千代田化工建設が提案した有機ケミカルハイドライド法による未利用エネルギー由来水素サプライチェーン実証が本年6月に採択されたことから、まずは第1段階として、運用に必要な基盤技術の検証等を行っていく予定と伺っている。

 太陽光発電の電気で水を電気分解し、水素を製造、貯蔵し、燃料電池から電気と温水を供給する自立型エネルギー供給システム共同実証事業は、本年4月から実証運転を開始し、夏場の電力需要期の施設における効果的なピークカットに活用するとともに、災害時を想定したBCPモードによる運転の実証などを行っている。

 使用済みプラスチック由来の低炭素水素をパイプラインで輸送し、分散型発電設備となる純水素型燃料電池を活用して地域でエネルギー利用する水素の地産地消モデルの実証事業は、本年7月から取り組みを開始している。

 水素ステーションは、11月17日から川崎マリエンにて市内初の移動式水素ステーションの運用を開始した。また、今年度中に燃料電池自動車を本市に導入する予定である。

 燃料電池自動車は、トヨタ自動車が平成26年12月にMIRAIの発売を開始し、平成27年の年間販売台数は700台、平成28年には2000台、平成29年には3000台まで拡大をさせる計画となっている。また、ホンダも平成28年3月から、現在開発中の平成27年クラリティフューエルセルのリース販売を開始する予定となっている。

山田ますお

神奈川県川崎市幸区幸町3-555-4-1102

TEL:044-544-9788

http://www.ma1126.jp/

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