幸区 人物風土記
公開日:2016.06.03
幸区役所に新設された「地域みまもり支援センター」の担当部長を務める
豊田(とよだ) 政司(まさし)さん
中原区在住 58歳
仲間との繋がりを支えに
○…住み慣れた地域で住民が安心して暮らし続けられることを目指す「地域包括ケアシステム」を推進するために新設された「地域みまもり支援センター」の部長に就任。「まだ新たに動き出した部署。区民の方々に周知するため、関係団体などを訪問している」と、各団体との連携、指揮などに奔走する多忙な日々を過ごす。「私たちの仕事は交通や環境、防犯など多岐にわたる。そのためには顔の見える関係づくりが重要」と強調する。
○…幼少期から川崎で育ち、「自分が過ごした街のために仕事がしたかった」と市役所に入庁。衛生局を皮切りに川崎区役所や財政局などを渡り歩いた。市立井田病院の改築では、休み返上で引っ越し作業に汗をかいた。2年前に幸区役所に着任すると、新庁舎建て替え時期と重なった。「最近は引っ越しに縁があるみたい」と苦笑する。幸区では、「自助」「互助」の取組を進める区独自の事業「ご近所支え愛事業」の推進に尽力している。
○…1958年、荒川区生まれ。2歳の時に中原区へ。地元の小中学校で友達と遊ぶ活発な少年だった。「今でも中学生の同級生とはクラス会をやったりしてね」と微笑む。10年ほど前から同僚に誘われてマラソンやスキューバダイビングを始め、西伊豆や八丈島などに行き余暇を楽しむ。「二人の子どもの子育てが一段落したからね。子育て中は買い物に行ったり、良いパパだったんじゃないかな」と照れたように笑う。
○…「幸区内を回っていると地域のつながりが非常に強いと感じています」と語り、「友人や同僚など、仲間と交流している時に、私も強い繋がりを感じる」と自身の経験と照らし合わせる。「ただ、高齢者の方にはやりがいを持って、健康に過ごしてもらうことも私たちの役目」と健康長寿の必要性も訴える。「仲間と声を掛け合うことだけで楽しめるもの。仲間作りの輪を広げることができたら」
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