5月13日付で幸区PTA協議会の会長に就任した 島田 久弥(ひさや)さん 鹿島田在住 53歳
子どもの健やかな育成願い
○…今年度から幸区PTA協議会の新会長に就任。区内19小中学校のPTAへの情報伝達、自転車安全教室を主催するなど協議会の役割は様々。中でも月一回、会長全員が出席して顔を合わせる運営委員会を重要視し、「一番大事なもの」と力を込める。2年間、副会長を務めた時に「協議会がより良い場になるように情報交換や議論ができる場として強化した。会長という立場になっても、さらに推進できるようにしっかり努めたい」と意気込む。
○…長男と次男が東小倉小学校に通っていた時にPTAに携わり会長を3年間務めた。「PTA活動を生き生きとしたものにしたかった」と、運営会議の報告書を『ピー太が行く』という情報メディアに昇華した。そして、PTAをもじったピー太をキャラクター化し、行事ごとに活用した。その間の様々な活動が評価され県教育委員会や文部科学大臣から表彰を受け、自信に繋がった。「一生懸命、楽しく活動できた。PTAとして頑張る母親たちの姿に何度も胸を熱くしました」
○…鹿島田生まれ。日吉小卒業後、中高時代は桐蔭学園に通い、「体がひ弱で鍛えたかった」とラグビー部に入部し汗を流した。東京大学に進学後は東大応援部に所属、今も野球の応援に足しげく通う。趣味はアウトドア。最近では家族で丹沢湖にキャンプに出かけた。小学校1年生の娘と共にピアノも習い始め「五十の手習いですね」と笑うが、発表会で腕前を披露したこともある。
○…「商業地と住宅街があり、高層マンション、工場が立ち並ぶ川崎市の縮図のような街」と幸区の印象を語る。そんな地域の住環境、教育環境を整えサポートしていくことで、子育てがしやすく、少子化を抑えることができる川崎のモデル地区にしたいという夢を持つ。「それが周囲に影響を及ぼし、川崎市や県、全国に広がっていけばという思いで意欲的に活動していきたい」
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