幸区版 掲載号:2016年7月29日号 エリアトップへ

国際ロータリー第2590地区のガバナーに就任した 高良(たから) 明さん 創新グループ(高津区)代表 68歳

掲載号:2016年7月29日号

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幸せ、平和の灯を奉仕の心で

 ○…横浜市、川崎市に57あるロータリークラブを統括する役(ガバナー)に7月1日付けで就任した。同クラブは、職業を通じた奉仕の世界的ネットワークの団体。クラブの活動に対して「一番は幸せと平和のため。奉仕の中に幸福と平和は内在していると思う。『超我の奉仕』『最もよく奉仕する者、最も多く報いられる』という哲学を信じて活動してきた。この考えを一人でも多くの人に知ってもらい、世の中を明るく照らしたい」と熱く語る。

 ○…川崎市高津区で生まれ育つ。監査法人で働いたのちに公認会計士として独立。生まれ育った地で会計事務所を開業した。事務所の大家さんらから川崎西ロータリークラブの入会を勧められたのは36歳の時。初めてクラブの門を叩いたときは「知り合いもいない」状況だったというが、入会から今年で32年。例会への出席などロータリークラブがいつのまにか生活習慣の一部に。「人との縁は無形の財産。素晴らしい仲間、先輩たちという大きな財産を得て、奉仕の大切さを知ることができた」と顔をほころばせる。

 ○…取材の質問に対する答えがとにかく分かりやすい。補足のために、会議室にあるホワイトボードで図を描き解説することもしばしば。まるで塾講師のようだ…と思っていたら、ずばり塾講師の顔も。経営者向け実践経営塾を20年前から運営しており、輩出した塾生は600人を超えるという。会計士という職業だけでなく、税理士法人、企業コンサルタント、人材派遣など5つの会社を束ねるグループの代表も務める。

 ○…多忙だが日曜日は自宅で休み、読書をしたり家族と過ごすことが多い。「仕事と家庭のバランスが大事。アリストテレスも2500年前から『中庸』といって、偏らないことが大事と説いた」。日本画もたしなみ、字も達筆。本も出版しており、近著に『ビジョナリー会計の戦略と実務』がある。家族は夫人と娘2人。