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幸区 人物風土記

公開日:2016.09.02

7月にスタートした第6期幸区区民会議の委員長を務める
成川 慎一さん
東小倉在住 67歳

自ら先頭に立ち活動推進

 ○…第6期区民会議の委員長に就任した。「私は委員の皆様のまとめ役。区民会議全体で、地域を活性化できるような意見を取りまとめ区に提言し、情報発信もしていきたい。区民の方々には、ぜひ会議を傍聴してほしい」と呼びかける。第5期から参加し、町会活性や地域包括ケアの推進等に取り組んだ。「2年間で一定の成果が出せた。この経験を6期でも生かせたら」。ただし、「せっかく出す提言が絵に描いた餅で終わるのはもったいない。実行に繋がる提言をしなくては」

 ○…東小倉の町会長だった親戚の手伝いをしていたことがきっかけで、自らも町会長を引き継いだ。ビールメーカーに勤務し、子会社の経営で組織を動かすことを経験。その手腕を生かし、町会役員たちと結束して、住民のために尽力する。独自の防災訓練や清掃活動、作品展などを企画し、児童や高齢者の交流は活発だ。「町会の役割は重要。私たちの町会活動は活性化している」と胸を張る。

 ○…1948年、東小倉生まれ。父親の仕事の都合で、すぐに東京へ引っ越したが、83年に父親が亡くなったのを機に、再び母親と東小倉で暮らし始めた。仕事が忙しく地元にあまり関心が無かったというが、地域のことは民生委員を務めている夫人の方が詳しく、活動において大きな支えとなっている。料理を作ってくれる夫人のために、鹿島田などへ食事に出かけることも。「ビールメーカーに勤めていたからね。妻との晩酌が楽しみで」と笑う。

 ○…初会議では、各委員から取り組みたい協議事項が挙がった。自身は区の魅力発信を挙げ、「幸区は交通の便が良くなり、人口も増えている。自然や商業施設など魅力は豊富。その魅力を外部に発信し、『最幸のまち幸区』を目指していけたら」と目を輝かせる。活動のモットーは率先垂範。「自らが先頭に立って皆さんについて来てもらう。皆さんの声をすいあげて、地域活性化に繋げたい」

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