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幸区版 公開:2016年9月16日 エリアトップへ

あす開催の「市民館ジャック」の実行委員長を務める 田口 伊織さん 小向町在住 18歳

公開:2016年9月16日

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地域活動で恩返し

 ○…子どもたちが幸市民館全体を使ってバルーンアートやマジック教室などを行うイベント「市民館ジャック」の実行委員長として、小学生から高校生までのスタッフ24人と共に企画運営に携わる。「周囲の後押しで引き受けた」と控えめだが「来てくれた子どもが笑顔で帰れるようなイベントにしたい」と意気込みを見せる。「スタッフには違う学校の人と関わり、面白い企画ができる楽しさを感じてほしい。イベント後も地域の活動に関心を持ってもらえれば」と期待を込める。

 ○…市民館ジャックに携わっていた父親に誘われ、昨年は受付スタッフとして参加。当日、玄関で呼び込みをする元気な小学生を見て「自分も負けていられない」と企画からイベントに関わることを決めた。今回の企画会議では、かさ袋のロケットを飛ばす企画に「外で飛ばすほうが、面白いのでは」と提案し、中庭で飛ばすことが実現するなど実行委員会を盛り上げる。

 ○…小向町生まれ。小さい頃は近所の子とサッカーや野球をするなど活発な子だった。御幸小、御幸中を卒業し、現在は川崎総合科学高校でプログラミングなどを学び、パソコン部の部長も務める。9月24・25日に開く文化祭に向けた準備の真っ最中だが、今月下旬に控えた公務員試験の勉強も欠かさず、忙しい日々を送る。学業や課外活動、公務員試験の勉強などが「両立できているのかはわからない」と苦笑いするが「食べたいものは食べて、寝たい時には寝るので負担にはなっていない」とおおらか。

 ○…父親の影響で中学の頃、清掃などの地域活動にも参加した。次第に「次はいつ?」と自ら尋ねるように。「活動を通して地域の人との交流も増え、たくさん知恵を教えてもらった」といきいき語り、「今度は自分が恩返しする番」と地域のために尽力する公務員を目指すきっかけになった。目の前のこと一つ一つに誠実に向き合い、常に前を向く。父親、母親、兄の4人暮らし。

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