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幸区版 公開:2016年10月7日 エリアトップへ

市立看護短大で10月8日、9日に開かれる「青朋祭」の実行委員長を務める 深澤 瑚大(こだい)さん 多摩市在住 20歳

公開:2016年10月7日

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仲間のために常に行動

 ○…小倉にある市立看護短大の学園祭「青朋祭」の実行委員長として、32人の実行委員とともに企画運営に奔走する。「みんなで協力して一つの物事を作り上げていく楽しさを感じたい」と委員長に立候補。昨年、副実行委員長として委員長を支えた真面目な仕事ぶりなどが認められ、委員長に就任した。「例年を超える来場者数を目指したい」と意気込む。

 ○…今回のテーマは「広げよう看護の輪、つなげよう地域交流の輪」。地域の一角を担う学校として、「自分たちが楽しむだけでなく、地域の人も楽しんで交流できる場にもなるように」との思いで設定した。当日は市民向けに健康チェックや講演会などを開く。高校生が披露する手話歌は、普段目にすることの少ない手話歌で交流を深めてもらおうと毎年企画。町内会に来場を呼び掛ける挨拶では優しく接してもらい、地域の温かさを感じた。

 ○…東京生まれ、東京育ち。小学生の頃は、帰宅後すぐにランドセルを置いて外で遊ぶなど元気いっぱいの少年だった。高校では立ち上がったばかりのラグビー部で奮闘し、最後の大会出場に必要な人数を集めた。7人の部員とともにチラシ配りや説明会、教室に行って声掛けをし、粘り強く交渉するなど積極的に動き、15人の部員が揃った。「結果は1回戦負けでしたが、仲間とやり遂げる達成感を強く感じました」。

 ○…看護の道を考えるようになったきっかけは、中学2年のとき、父親が倒れて入院したこと。患者に寄り添い、人の命を救う看護師に憧れを抱いた。高校2年生で進路選択をするときに、様々な職業を調べる中で「今はまだ少ない男性看護師が活躍できる場が、これから増えていくのでは」と感じ、看護師の道を選ぶことを決意。「将来は、緊張感のある救急救命センターで働いて、若いうちに経験を積みたい」と夢を語る瞳はまっすぐだった。父親、母親、兄の4人暮らし。

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