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野菜不足 スイーツで解決 産官学連携でレシピコン

教育

掲載号:2021年2月11日号

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 野菜の摂取量を高め未病改善につなげるとともに、農産物の地産地消をはかる取組みとして、相模女子大学・相模女子大学短期大学部(文京)の学生を対象にした「野菜がとれるおやつ・スイーツレシピコンテスト」が開催され、2月5日に最終審査兼表彰式がレンブラントホテル厚木で行われた。

 日本人が健康寿命を延ばすためには、1日350グラムの野菜摂取が必要とされている。しかし日本人の平均摂取量は290グラム、神奈川県においては280グラムという調査結果が出ている。さらにカゴメ株式会社が2019年に行った調査では、神奈川県は野菜嫌いの子どもが最も多い県となっている。

 そこで県は、包括連携協定を結ぶカゴメ株式会社と協力し、野菜を補う方法に着目。社会貢献活動に積極的な相模女子大学、さらにJA相模原市と協力し、野菜を使ったスイーツ作りのレシピを同学の生徒から募集し、コンテストを実施することにした。

県産野菜を使用

 同コンテストは、1日に足りない70グラムの野菜を、美味しく手軽に食べられるレシピを競うもの。また地産地消にもこだわり、神奈川県産のブロッコリー、長ネギ、大根などを使うことが求められた。12月1日から23日まで募集を行い、生徒23人から寄せられたのは27レシピ。その中から審査委員が書類選考を行い、点数の上位5作品が最終審査に進んだ。

 5日にレンブラントホテル厚木で行われた審査には、レンブラントホテル洋食料理長の片野博文氏、カゴメ株式会社神奈川支店長の大石武志氏、同社管理栄養士の小川つかさ氏ら5人の審査員が出席。レシピを考案した生徒はオンラインでその様子を見守った。

最優秀賞に妻木さん

 レシピに基づいて作られたスイーツを実食審査した結果、最優秀賞には、健康栄養学科2年の妻木舞桜さんが考案した「片手でぱくっと!ゴロゴロ大根パイ」が選ばれた。アップルパイから着想を得たという妻木さんの作品は、リンゴの代わりに大根を使用。さいの目切りにすることで食感もしっかり残している。審査員からも「大根と思えないほど美味しかった」「火を使わないので効率がいい」と高評価だった。オンラインで取材に応じた妻木さんは「何度も試作を重ねて作ったレシピなので高評価を得て嬉しい。他の人のレシピからも刺激を受けました」と話した。妻木さんのレシピはレンブラントホテル3店舗で提供されることが決まっており、ほかの入賞作品も県内のJA直売所などでレシピを配布する予定。また県が製作する動画、県HPでも公開される。

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