さがみはら南区 人物風土記
公開日：2023.01.05
「相模原市はたちのつどい」南区実行委員会の委員長を務める
木村 優志（ゆうし）さん
若松在住 19歳
感謝の思い 伝わる式典に
○…実行委員会の募集を知り応募したのが昨年４月。それから10カ月近くにわたり５人の委員と共に、はたちのつどいを盛り上げようと様々な企画を練ってきた。「地元のために恩返しがしたい」との思いが応募のきっかけ。「19年間を振り返って形に残るものが無かった。自分のためにもやってみたいと思った」と力を込める。
○…委員会では委員長は決めずに活動を続けてきたが「今回の取材依頼を受けて立候補した。取材も形に残りますから」と積極的だ。委員のメンバーとは対面やオンラインで、限られた時間の中で話し合いを進めてきた。例年より人数が多いという今回の実行委員会。「みんな前向きで自発的に考えてくれるのでやることは円滑に進んだ」と振り返る。「同じことに向き合える仲間ができてうれしい」
○…若松生まれ。若松小、大野南中、厚木高校を卒業後、横浜の大学に進学。入学当初からコロナ禍の学生生活だったが、２年生になってようやく通常の授業も行われるようになった。「缶詰のような時間がつらかった。友達に会えるようになってうれしい」と笑う。大学ではボードゲームサークルに入り、昨年は文化祭を盛り上げるなど充実した日々を送る。
○…「面倒を良く見てくれた学校の先生や幼稚園の頃からずっと習っていた英会話の先生などすごく恩師に恵まれた。家族にも感謝しています」。地元や自分だけではなく、支えてくれた人たちへの感謝の気持ちが伝わる場になってほしいとの思いが強い。式典では来場者を巻き込んだ参加型クイズなどサプライズ企画を用意している。「多くの人に来てほしい。成人式は大人になるという一区切り。一生の思い出に残る成人式にしたいですね」
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