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さがみはら南区 人物風土記

公開日:2023.05.11

4月1日付で南区長に就任した
加藤 宏美さん
中央区在住 55歳

南区誇りに思えるまちへ

  ○…入庁以来、建築部署に所属し、公共施設の設計、施工の管理や都市計画の策定などに携わってきた。建築職から区長に抜擢という異例の人事。「毎日が発見で毎日が新鮮」と目を輝かせる。地域を回る中で通学路や高齢者の見守りなど地域に関わる人の多さを知った。「大勢の方に支えられ感謝しかない」と感じる日々。「『まちを良くしていきたい』という大きな目標は同じ。自分にできることを模索し、一生懸命楽しみながらやっていく」と語る。

 ○…中央小、中央中、相模原高校の出身。「人に恵まれた」という人生で影響を受けた1人が、中学時代の美術教師。「否定はせず、自由な発想でものを作る面白さを教えてくれた先生だった」と振り返る。数学好きもあり進路は建築学を専攻。大学卒業後は「大好きな相模原のために働きたい」と、相模原市役所へ入庁。相模台こどもセンターや南清掃工場の建て替えなどに携わってきた。「褒められることが仕事の励みになった。自分も同じように、特に『ありがとう』を伝えるように心掛けている」

 ○…南区を知ろうと、帰宅前に区内飲食店のテイクアウトを利用する。店内を見たり、店主との会話も楽しみのひとつ。趣味は演劇鑑賞。小劇場や宝塚などジャンルは問わない。舞台で注目するのは主役よりも端の脇役。「指の先までぴんと頑張っている人を見るのが好き」とか。「誰ひとり気を抜かず、みんなでひとつの舞台をつくりあげるところが魅力」と熱く語る。

 ○…区内では伊勢丹跡地の住宅開発、麻溝台・新磯野地区整備事業などが始まる。「大きな変化を受け入れ難い方もいると思う。対話をしながら時代に合わせたまちづくりを進めていきたい」と、前を見据えていく。

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