相模原市民ミュージカル
｢ライブ参加、もっと気軽に｣
高校生バンド中心に35組

つぶつぶ☆ＤＯＬＬ奥川四葉さん（左）と心神無敵戦士テンペスタ細川楽さん（右）

　相模原市民ミュージカルが主催する「さがみはら高校生バンドフェス２０２３〜夏の陣〜」が７月15日（土）と17日（祝）、相模原市民青少年学習センター・ホールで開催される。今回は全35バンドが２日に分かれて出演する。初日の15日は午前10時30分開場、11時開演。17日は９時30分開場、10時開演。入場料は無料（要予約）。

　出演するのは、相模原周辺の高校のほか、前回の大会で投票数が最も多かった「Ｒｅ：ｔａｇｅ」やご当地アイドルが所属する「Ｓｐｉｎｅｌ」、高校の部活顧問によるバンドなど。

　今回は新たな採点方法を導入するという。観客動員数と観客による投票をポイントとして上位３位までを発表する。

｢盛り上げたい｣

　主催する相模原市民ミュージカルは「バンドで青春すること」「相模原を盛り上げること」とし、「競うより楽しいフェス」づくりを目指している。高校生バンドフェスティバルの開催は、誰でも気軽に参加できるように門戸を広げることが目的。各学校の部内で選抜されたバンドしか出場できないことや、外部でのライブは高額な請求をされる場合があるといった問題を解決しようと企画したという。

　「相模原ご当地アイドル　つぶつぶ☆ＤＯＬＬ」のメンバーでゲスト枠で出演する「Ｓｐｉｎｅｌ」の奥川四葉さんはレッスンに打ち込む中、「このライブで新曲も披露するので、毎日忙しいです」と話す。

　同ミュージカルの担当者は「今回は花道も用意する。普通は大きな会場でしかやれないことを今体験し、いつか本当に大きい会場にたどり着いてほしい」「客席までが一つの作品。応援も含めて盛り上がり、多くの人に楽しんでほしい」と話した。