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さがみはら南区 人物風土記

公開日:2025.02.27

南区誕生15周年記念ロゴマークをデザインした
吉田 真菜さん
女子美術大学芸術学部デザイン・工芸学科ヴィジュアルデザイン専攻在学 20歳

作品広がる嬉しさ糧に

 ○…自身のロゴマークが選ばれた感想は「信じられない」。準備期間は1カ月弱。授業の課題と並行しつつ、進めるのに苦労した。自分で考えた要素をもとに7つの案を生み出し、そこから1つに決めた。たまたまロゴマークと授業の課題のプレゼンが同じ日だったため、プレッシャーは2倍。学内や区の職員に向け、ロゴマークのプレゼンをしたときには手応えを感じなかった。それでも自分の作品を見てもらえたことが嬉しかった。

 ○…東京都狛江市出身。小学生2年生の学芸会で一輪車を使う役に立候補。だが一輪車に乗れなかったため、泣きながら毎日練習した。本番でしっかり乗れるようになったときは「努力して良かった」と思った。現在は一輪車に乗る機会はないが、「身体が覚えているので、まだ乗れると思います」と笑う。高校でデッサンや平面デザインの授業を取ったことが、美術の道へ進むきっかけに。

 ○…休日にはよく編み物をしている。ぬいぐるみの服を作ることが多い。カメラで撮影するのが好きで、被写体は主に家族や飼い犬。また、お菓子作りも趣味でどれだけ美味しそうに撮影できるかにもチャレンジしている。大学に通うまで相模原市に行くことがなかった。市内のお気に入りスポットはキャンパス近くの麻溝公園。遊具がたくさんあるのが良いという。

 ○…ロゴマークを作るのも、学外から頼まれた業務も初めて。今まで作品を多くの人の目に触れる機会がなかったため、これから色々な場所で使われることを楽しみにしている。現在、就職活動中。商品のパッケージや雑貨のデザインの仕事に興味を持っている。「楽しく続けられたら。そのために視野を広げていきたい」と話す。

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