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「糖度30度超えた」 伐採木で作る有機堆肥
南区磯部にある造園会社、ワコーグリーンが開発した有機堆肥「森の富植土」が福島県の農家の間で話題となっている。
森の富植土とは、2009年に同社の柳谷和幸会長が廃棄物となる伐採木から作った有機堆肥。特許製品である100%天然成分のミネラル液と剪定枝と混ぜて3カ月程寝かせ、攪拌発酵させてつくる。堆肥を作る間は柳谷会長が手間を惜しまず温度管理を行い、3年かけて商品化した。
この森の富植土の効果を最も実感しているのが福島県の農家の人たち。同社が東日本大震災で塩害を受けた農地の土壌改良の依頼を受けたことを機に、10㌧トラックで年4、5回、毎年無償で届けている。
福島で30年ほどサクランボを収穫するある農家は「これまで高くても25度前後だった佐藤錦の糖度が32・2度になり驚いた」と語り、果樹園を営む農家も「森の富植土を使用して3年。甘味はもちろん土壌がふかふかに」と驚く。混ぜると窒素やリンを豊富に含んだ土壌になると日本食品分析センターで実証済み。
市内では一昨年から東京電力パワーグリッド(株)相模原支社が森の富植土を使い生ごみの堆肥化に取り組んでいる。柳谷会長は「いい効果が広まっている。家庭菜園などにお勧めです」と話す。
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![]() ※広告に表示されている数字のアイコンは、SDGsの17の目標のうち、同企業の取り組みに該当する項目を一部掲載したものです
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