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公開日:2025.07.31
U―15レスリング
鈴木さんアジアの頂点に
上鶴間ジムに所属
上鶴間のレスリングジムに所属する鈴木琳媛(りおん)さん(厚木市立依知中3年)がキルギスで7月5日から7日に行われたU─15アジア選手権女子54kg級で優勝を果たした。鈴木さんは国際大会に初出場。「アジアは通過点だけど嬉しい」と喜びを語った。
「最初から優勝を目指していた」と話す鈴木さん。予選3試合では相手に全く隙を与えず、すべて10対0で勝利。迎えた準決勝では相手に2ポイント先行されたものの「焦らない」と心に決めて逆転、8対2で勝利を果たした。
決勝の会場では選手入場に際しライトアップが行われ、音楽が鳴り響く中を颯爽と登場。決勝でも難なく相手を上回り、10対0で初の栄冠を手にした。試合が終わると大きな国旗を肩にかけて喜びを表した。鈴木さんは「楽しみながら試合に臨むことができた。今までの練習でやってきたことが出せれば、結果は必ずついてくるはずと信じてきた。コーチや家族など、いつもサポートしてもらっている人たちにメダルが見せられたことがとてもうれしい」と感想を話した。
「高校生で五輪金」
現在は上鶴間のレスリングジム「KURIMORI FILM」と東海大学で週6日、トレーニングに励む。国際大会に出場経験がある鈴木さんの兄もコーチ役を務めている。
レスリングをはじめたのは3歳。兄2人と姉もレスリングをしていたこともあり「私もやってみたい」と自然な流れでマットに上がった。「兄や姉はライバルでもあり憧れでもある」と話すように、互いに切磋琢磨しながら厳しい練習に取り組んだ。
「夢は高校生でオリンピック金メダルを獲ること」と力強く語る鈴木選手。そんな鈴木選手を指導するKURIMORI FILMの栗森幸次郎代表は「練習を止めるのが大変なくらい。競技へのハングリーさは並大抵のものではない」と評価する。鈴木選手は「レスリングが楽しい、もっとやりたいという気持ち。まだまだ強くなりたい」と話す。
現在は10月に行われる全日本女子オープンに向けて練習に励む。「何があるのか分からない。油断せず、優勝を目指す」と力強く語った。
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