さがみはら南区 ピックアップ（PR）
公開日：2025.10.09
シリーズ 119 〜新ゆりドクター通信〜
手のしびれと首の病気
三成会 新百合ヶ丘総合病院
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脊椎脊髄末梢神経外科部長八木 貴医師
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肩から腕・手のしびれや痛み、力が入りにくい、手指の細かな動作がしづらい、歩行がふらつく――こうした症状の原因の一つが「頚椎症性神経根症」や「頚椎症性脊髄症」です。これは加齢により首の骨（頚椎）や椎間板が変性し、椎間板のすり減りや骨棘（こっきょく）の形成で神経や脊髄が圧迫されて起こります。
神経の出口が圧迫されると頚椎症性神経根症と呼ばれ、肩から腕、手にかけてのしびれや痛み、力が入りにくくなるなどの症状が出ます。一方、脊髄自体が圧迫されると頚椎症性脊髄症となり、手指の細かな動作がしにくい、ボタンが留めにくい、歩行がふらつくなどの症状が見られます。
軽い違和感でも進行すると日常生活に支障をきたすため、気になる症状があれば早期受診と治療が大切です。
新百合ヶ丘総合病院（2025年9月）
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川崎市麻生区古沢都古255
TEL:044-322-9991
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