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公開日:2025.12.25

相模大野 1月に新店舗
公園カフェで子育て支援
相模原市 タリーズと協定

  • 相模大野中央公園に建設中のタリーズ新店舗=12月15日撮影。50坪ほどの広さで、全国の店舗の中で唯一という焙煎機も設置される。市による子育て支援企画は店舗の一角で実施される。

  • 締結式の様子。左から内山社長、本村市長

 相模原市は12月9日、コーヒーチェーンを展開するタリーズコーヒージャパン株式会社(東京都新宿区)と子育て支援に関する連携協定を締結した。相模大野中央公園に来年1月にオープンする新店舗を活用し、子育て・育児に関する相談会やワークショップを実施していく。

相談会など

 市によると、同公園は市が掲げる「子育て支援公園」に位置付けられており、子育て世帯にとって魅力ある公園づくりに取り組んでいる。そのような中、今回公園内にタリーズが出店することを受け、市は連携協定を通じて地域の子育て支援をさらに充実させることを目指す。

 今後、新店舗を「子育て支援スポット」として、「プレママ・プレパパ相談」「保育士による親子遊び・育児相談」「図書館による絵本を使ったワークショップ・おはなし会」など、多様な企画が予定されている。

「地域に根ざしたい」

 連携協定の締結式で、本村賢太郎市長は「中央公園にはすでに多くの親子連れが訪れており、さらなる賑わいを期待したい」とコメント。同社の内山修二代表取締役社長は「地域に根ざしたコミュニティカフェになれれば。10年、20年後もなくてはならない店づくりをしていきたい」と話した。

来春広場の整備も

 相模大野駅周辺は2019年、駅から同公園へ続く通りにあった伊勢丹が閉店。その後、人通りが減りかつての活気は薄れた。ただ来春には、伊勢丹跡地に建設されるタワーマンション敷地内に、市民に開放される「広場」が整備されるなど、同公園一帯の新たな魅力に関心が高まっている。

 なお、同社は2024年に発表された相模大野エリアのエリアマネジメント業務において、野村不動産、J:COMと並び管理組織の構成企業の一社でもある。

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