消防団活動で活躍した学生を認証し、就職活動に役立ててもらうため、市が昨年10月に創設した「相模原市学生消防団活動認証制度」の初めての認証状交付式が1月26日、市消防局で行われ、中央区在住で日本大学4年の後藤優輝さん(22)=人物風土記で紹介=が、第1号の交付を受けた。
この制度は、消防団活動で活躍した学生に対して市が認証し、証明書を交付するもの。交付を受けた学生は、就職活動時に企業などに提出し、社会貢献の実績としてアピールできる。
現在、中央方面隊第3分団第5部の班長を務める後藤さんは大学1年時に消防団に入団し、月2回の車両整備や、市消防操法大会、出初式への参加、29回の災害出場など継続的に消防団の活動に寄与。所属分団長、消防団長の推薦、市長による審査を経て認証された。
認証状を手渡した佐藤政美市消防局長は、「後藤さんは、市内の学生消防団員のトップを切って認証された。就職を頑張って、後に続く学生の見本となってもらい、卒業後も地域の消防活動に尽力してもらいたい」と称えた。後藤さんは交付を受けて、「学ぶことが多く貴重な体験だった。制度を知って、もっと学生に入団してほしい」と話した。
市内の消防団員は2月1日現在1527人(定員1710人)。うち学生は22人。
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