動物愛護推進員のアドバイス【5】 ペットを守る啓発グッズを作りました
ペットの飼い主が外出先で不慮の事故に遭遇した際、動物を飼育していることを周囲に知らせる手段がないと、自宅で待つペットたちに人知れず命の危険が迫ります。
実例を紹介します。
▽外出先で急病になりそのまま2カ月間入院し、退院後、自宅に戻ると飼育していた猫が亡くなっていた。
▽独居の高齢者が自宅から緊急搬送され、飼育していた2匹の猫が3日間飲まず食わずの末に救出された。
こうした事態を課題として、私たち動物愛護推進員はもしもの時にペットを飼育していることを周囲に知らせる啓発グッズ(ステッカー)を作成しました。啓発グッズを通して飼い主が「もしも」を想定し、飼育しているペットが取り残されることを防げれば、飼い主の安心にもつながります。
特に一人暮らしの飼い主は、事前対策として家族や友人に協力を求めたり、あるいはペットを託したりできる方法を準備しておきましょう。備えあれば憂いなしです。
ちなみに、ステッカーは3月に開催された「麻布大学Oneマルシェ」で配布しました。現在はウェルネスさがみはら、津久井保健センターの市生活衛生課の窓口で配布しています(数に限りあり)。 ※R・S
この連載では動物愛護推進員(動物愛護や適正飼養の普及啓発等を行う市が委嘱するボランティア)が各テーマでお話しします
|
|
|
|
|
|