神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
多摩版 公開:2020年6月25日 エリアトップへ

大学生の就業体験始まる 小・中学校で授業をサポート

教育

公開:2020年6月25日

  • X
  • LINE
  • hatena
体育の授業で子どもと触れ合う日向さん
体育の授業で子どもと触れ合う日向さん

 多摩市教育委員会は6月15日から、市立小・中学校で教員を目指す大学生のインターンシップ(就業体験)の受け入れを始めた。

 インターンシップは、教員免許を取得するための教育実習とは異なり、大学生が教育現場を知るための実習の場として行われているもの。多摩市では毎年、1年を通じて市内や近郊の大学2・3年生約100人の受け入れを行っている。例年、ゴールデンウィーク明けから受け入れを行っているものの、今年度は新型コロナウイルスの影響で小・中学校が休校。6月1日から段階的に授業が再開されたものの、感染対策や子どもたちのフォローなどで人手を確保が必要なため、学校の再開とともにインターンシップの受け入れを始めた。

 一方、大学側もオンライン授業を行っているところがほとんどで、学生の派遣が難しい状況。そうした中で、日頃から連携を取っている国士舘大学がいち早く派遣体制を整え、この日から同大の学生が小学校を訪れた。

 東寺方小学校を訪問したのは同大学体育学部体育学科3年生の松本幸海さん(20)、日向俊介さん(20)の2人。1年生の授業のサポートにあたり、今後も感染防止対策を取りながら、週に一度、学校を訪れ、担任の教諭のもとで子どもたちの授業のサポートにあたる。松本さんは「自分から子どもたちに積極的に話しかけ、コミュニケーションの取り方を学びたい」と話し、日向さんは「小さい子どもと接する機会が少なかったので、接し方を学びたい」と意欲を見せていた。

 なお、市教委によると今後前期で約30人、後期で約40人の学生のインターンシップの受け入れを予定しているという。

授業のサポートをする松本さん
授業のサポートをする松本さん

多摩版のローカルニュース最新6

松が谷で「歌の会」

松が谷で「歌の会」

毎月第4木曜日

4月23日

台湾地震受け募金

多摩市

台湾地震受け募金

市内5カ所で受付

4月19日

新団長に城所氏

多摩市消防団

新団長に城所氏

4月17日

「ダンボちゃん」を学ぶ

「ダンボちゃん」を学ぶ

ベルブ永山

4月16日

浪江との思い出 展示

桜ヶ丘商連

浪江との思い出 展示

ふるさとなみえ博物館

4月15日

「卵子凍結」助成を継続

東京都

「卵子凍結」助成を継続

昨秋、開始 28年度までに

4月11日

あっとほーむデスク

  • 5月11日0:00更新

  • 4月27日0:00更新

  • 4月13日0:00更新

多摩版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月23日号

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook