「年金暮らしで今よりも家賃が安いところに住みたい」「安心して子育てができる住宅に住みたい」「身体的な理由で低階層に移りたい」「家族が増えるので広い家に住み替えたい」。そうした相談に乗ってくれる「多摩市居住支援相談窓口」が7月6日、ベルブ永山4階の「しごと・くらしサポートステーション」内に併設される形で開設された。
市では、2017年5月に、学識経験者や不動産事業者等で構成される「多摩市住替え・居住支援協議会」を設立。居住の安定・円滑な住み替えを支援し、市民の福祉の向上、住み続けたくなる住まい・住環境を実現することを目的として様々な協議を行っている。これまでに年に4回の住み替え相談会やセミナー等を実施してきた。そうした中で、開催時期が決まっている相談会以外の期間でも、困っている人たちの相談を受け付けようと議論を重ね、今回、常設窓口を設置することが決まった。
事前に予約を
同窓口で行うのは、住み替え先を探す手伝いのほか、不動産店への同行といった入居時の支援、併設する「しごと・くらしサポートステーション」による生活に関する困りごとの相談、住まいに困っている人に対する一体的な支援など。
対象となるのは、法律で定められている定額所得者、被災者、高齢者、障害者、子どもを養育している人のほか、外国人、児童虐待を受けた人など。相談は無料(要事前予約)。
開所時間は月曜〜金曜の午前9時〜午後6時。土曜は午前9時〜午後5時(祝日・年末年始は除く)。事務局となる市都市計画課では「開設後コンスタントに予約が入ってきている。今後も、市民の住まいのお困りごとに対応していきたい」と話している。
予約・問い合わせは同窓口【電話】042・401・8640、【FAX】042・401・8650へ。
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