開通すると多摩市方面から高尾山や圏央道・高尾山IC方面への移動時間短縮が見込まれる八王子南バイパスの整備が進んでいる。
同バイパスは八王子市北野町から南浅川町までの長さ約9・6キロ(4車線)の計画で事業化されたもので、2001年に着工。2010年には八王子の館町にかかる町田街道から南浅川町の国道20号までの約2・6キロが開通している。
新たに2・5キロ
国土交通省は先月、今年度から新たな区間の整備を開始することを発表し、八王子市大船町から館町までの約2・5キロを今年度からの5年間で開通させ、開通済みの区間と接続させるとした。
事業を担う相武国道事務所(八王子市)の担当者は「新たに2・5キロが開通すれば周辺の2車線の市道を通って、国道16号から圏央道の高尾山ICへ20号を通らずに時間を短縮して行けるようになる」と説明している。
79億円
同事務所では、今年度の改築事業費として約103億9千万円を計上。
そのうち八王子南バイパスの整備には約79億3千万円を充てており、調査設計や用地買収、橋りょう上下部工、トンネル工の推進を予定している。
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