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多摩 スポーツ

公開日:2022.12.15

国士大駅伝チーム
箱根駅伝に向け、「上向き」
両エース好走 最終調整へ

  • 裾野合宿で走り込んだ選手ら

  • 選手にアドバイスを送る小川監督(右)

 永山を拠点に練習を積む国士舘大学陸上競技部の駅伝チームが現在、来年1月2・3日に行われる箱根駅伝に向け、最終調整に入っている。

 先月下旬から今月上旬まで、静岡県裾野市の起伏の激しい準高地で走り込みを実施し、今後は駅伝を想定した単独で走る練習に重点を置き、調整を重ねていくという。

 今年4月に就任した同部OBでもある小川博之駅伝監督=人物風土記で紹介=は現在のチーム状況を「調子は上向き。夏合宿以来、結束力が高まり、選手一人ひとりに自主性が出てきた。課題について選手間で話し合うミーティングの数が増えている」と話す。

予選会は最終通過

 10月に行われた箱根駅伝予選会では最終通過となる10位だった同チーム。しかし、予選会で記録が伸びなかった留学生のピーター・カマウ選手(2年)が11月に東京都内で行われたハーフマラソンで終始トップを譲らない走りで優勝。

 また、日本人エースの綱島辰弥選手(4年)が先月行われた1万メートルの記録会でチームの今季最高記録をマークするなど、主軸の2選手が調子を上げている。

 小川駅伝監督は「カマウは今年来日し、当初は戸惑っていたが、生活に慣れるにつれ、力を発揮するようになってきた」と笑顔で話し、「綱島は1年生の頃は強くなかったが、黙々と努力を重ね力をつけてきた。今はチームを引っ張っる存在になっている」と目を細める。

勇姿見せたい

 一方で、予選会でチーム3位の記録をマークした4年の清水悠雅選手の安定した走りや実力者の多い1、2年生の成長にも期待を寄せていると小川駅伝監督は話し、「目標は20チーム中10位内に与えられるシード権獲得。しっかりと走り、多摩の皆さまに勇姿をみせたいと思います」と意気込みを語っている。

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